■ 利尻島 その1    最北の浮島 利尻島・礼文島 2島めぐり 2010.7.17-19
 少し前の天気予報では、「曇りのち晴れ」の予定だったこの日、直前には傘マークが
付いてしまいました。
何しろ本州各地でも豪雨の被害が続いた時期です。
梅雨には無関係の北海道も天気が崩れてしまいました。
 
 それでも、もしかしたら突然「好天」に好転しないかなぁと言う仄かな望みは断たれました。
2島を見学中、弱い雨で傘が必要な時が少し有りましたが大部分は傘無しで済んだ事を
良しとしましょう。
待合室の広告写真の前で皆さん記念撮影をしていました。
 結果的に利尻岳の全体像の写真が撮れませんでしたので、
フリー写真 photoACさん提供の写真を。
 本州側のノシャップ岬  霧にかすむ利尻島
 7時30分稚内港を出発した「ハートランドフェリー」は1時間40分かけて利尻島に到着します。
右上の写真は、1時間20分経った頃の写真で利尻島がはっきりと確認できるようになりました。
 生憎、利尻富士こと利尻岳の上の部分は雲の中です。
 定刻から5分位遅れ利尻島・鴛泊港(おしどまり)に到着です。
 港では宗谷バスの観光バスが整列しています。 我々も島内をぐるっと一回りします。
 マクドナルド記念碑  リシリヒナゲシ 利尻島特産
 バスに乗車して間も無く、マクドナルド記念碑(「マクド」のマクドナルドではありません)を
車窓から見学です。
米国青年のマクドナルドは、捕鯨船の乗組員として嘉永1年(1848年)日本に密航を図り
この地に漂着し、長崎へ護送され約10ヶ月後に日本を離れますが、長崎での牢獄生活の中、
多くの武士に英語を教え、日本初の和英辞典を作りました。
小説「海の祭礼」(吉村昭薯) に詳しいです。

 近くの昆布干し場(砕石を敷きつめた場所)に所有者が長年種を撒き続け咲いたと言う
リシリヒナゲシが咲き、バスも一時停車してくれた。
観光バスの着色した窓ガラス越しなので青みがかっています。

 本来であれば、逆さ利尻が水面に映る
はずでしたが見えませんので。
 フリー写真素材「phptoac」さんより借用
  小雨に濡れるオタトマリ沼に到着。
白いスイレンが咲いています。
 名産品のバフンウニの軍艦巻きが食べられますよとのガイドの言葉に試食です。
二貫900円しますが「ひとつでも良いですよ」とのこと。
なにせ利尻昆布を食して育ったバフンウニ、しかも6月下旬から3ヶ月だけしか捕獲できない、
保存料を使用しない海水で洗っただけのウニとなれば食せずにはいられません^^