■ 忠烈祠     台湾まんきつ紀行北部周遊4日間 @-2     台湾まんきつ紀行北部周遊4日間 @-2
 忠烈祠  本殿
 
忠烈祠は、かつて日本政府が建立した「台湾護国神社」の跡地に1969年に創建された。
日本統治時代の神道信仰の跡をなくすため中国式の建物に改築した様ですが、
辛亥革命の相手の清朝の城である北京の紫禁城・大和殿を模すことも無かろうと思いますが、どんなものでしょう。
 
 向かって右手の 烈士祠。 本殿に向かって 右側が軍人、左側の建物が文人の廟。
 烈士祠の回廊
 烈士祠
 内部には入れますが、写真撮影は禁止です。
中には位牌が有りました。35万とも言われる英霊を祀っていますので「位牌」は全員の名前とは行かないでしょう。
区分はどういう風になっているのか判りませんが"代表"して立っています。

 時と地域を限らず、愛する家族・愛する国を守るために命を捧げて来た英霊にただただ頭が下がる思いです。
どうか安らかにお休みください。
 
 本殿の正面の「大きな位牌」
「国民革命烈士之霊位」と書かれているようだ。
 本殿の向かって右側の回廊
 本殿から見た山門
 観光客が消えてしまった衛兵。

 赤いテープですが、以前には無かったようです。
数年前から中国本土からの観光客が来るようになり、動かない衛兵を確かめようと頬を平手打ちしたり、身体をつんつんしたり、
銃を取る、台の上に載って記念撮影をしたりしたので赤いテープで台の周りを囲む様になったとガイドさんが言っていました。

 我々もついつい調子に乗ってしまいそうですが、日本人も「旅の恥は掻き捨てて」は慎みたいものですね。

背後のレリーフ、向かって右が辛亥革命、向かって左が抗日戦争のモチーフのようです。
 
 参道両脇に鐘楼と鼓楼が建っていますがこちらは本殿に向かって右側の建物です。
          
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