■ アグラ城(世界遺産)  2015.9.21 
 16世紀から19世紀にかけてインドを支配したのがムガール帝国。その帝国の栄光と強大な権力の象徴がアグラ城。
南端を除くほぼインド全域を支配し大帝と呼ばれた第三代皇帝、アクバル帝によって1565年から壮大な城塞が造営され始めました。
 
 視野に入りませんが、公開されている周辺に軍事施設が有るとのこと。
 城壁を囲む「お堀」  
 公開されている南側のアマル・シン・ゲートから入城   入口は跳ね上げ式の橋になっている
  
 壁面のモザイクも綺麗  
   
 ジャハンギール宮殿
アクバル帝が息子のジャハンギールの為に建てた赤砂岩に白大理石を象嵌した宮殿。左右のシンメトリーが美しい。
 ディワニ・アーム 一般市民と謁見する建物  
 ディワニ・カース   貴賓接見の間として作られた。  
   
 彫刻とか繊細ですね  
 ドームのフレスコ画
 ムサンマン・ブルジュ
元々はシャー・ジャハーンの愛妃ムムタズ・マハールの居室として建てた八角の塔。
晩年は、彼がここに幽閉され(タージ・マハールの対岸に自分の廟を造ろうとしたなどの為)、1666年に74歳で亡くなるまでの7年間
ここで過ごした。
  遥か向こうにタージ・マハールが展望できます。
 繊細で美しい装飾が見所です。  
 象嵌の技術が凄いと感心します。  
    この当時では珍しい噴水
  外から見ると「空いてない窓」に見えますが・・・  中から見ると、採光の工夫がされています。
 ぐるぐる回って、これが多分ページの7番目の写真ジャハンギール宮殿の内側に入ったと思う。
 日本なら木彫となる腕木部分の岩の彫刻。
右上の写真、丸いのはファテーブル・シグリでも見られた「蓮の花」の造形と、段々になっている部分は「象」をモチーフにしたもの。
 冷房装置として水を流していたと言う壁の内部  しかし、この緻密さは何なのでしょう。
   この水甕、ガイドが説明していたが忘れた(~~;