■ タージ・マハール   アグラ2015.9.21
 【世界遺産】ダージ・マハール
1631年から22年かけ、ムガール帝国最盛期の第5代皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妃、ムムターズの為にその財力を注ぎ込んで
建立した。
 大理石に宝石、軌跡をちりばめて建造された美しい建物。
 持ち込みするものが厳しく制限されるとのことなので、あらかじめワイヤー式南京錠を購入しておきました。
バスの中に荷物の大部分を置いて行くことになりますので(お金を小分けしたものが入るバックとか携帯とか)座席の取っ手に括り付け
て行きました。
  ズボンには財布・ハンカチ・ティッシュ、パスポートと予備の小カメラを薄型ポシェットに入れ、メインのデジカメを首にかけて
入場です。
 勿論、デジカメの電池はフル充電した予備電池と入れ替え、中で「電池切れ」で泣く様なことにならぬよう対策してます。

ガイドから『必ず返却してください』と言われて預かった入場券(750ルピー=1,500円、物価考えると高い)。「領収書」が出ないので
入場券全てガイドが保持してました。
 メインゲート。
イーワンと呼ばれるドームを半分に割ったような壁面に囲まれ、上部に連なるチャトリ(小塔)などムガール・イスラム様式の建物。
 壁面は、華やかな貴石が使用される象嵌造りになってます。
アーチには白大理石の中に黒大理石を象嵌しコーランの一節が書かれています。下の字も上の字も同じ大きさに見えるよう工夫している。
 いよいよタージ・マハールとご対面です。 噴水があって「逆さタージ・マハール」は見れません。
 メインゲートを中から。   色とりどりの衣装の女性
 音楽館(博物館)  観光客のいない左手からガイドの説明を受けます。
 ドームは見栄えを考え二重構造になっている  
  彫刻とか手の込んだ造りです  
   クリーニング工事をしていました。
高度な技術の 浮彫の花のデザイン。
  上の写真・ヤムナー河の対岸に、シャー・ジャハーンは自分用の黒大理石で同じ建物を建てようと計画した。
だか・・・
 「そんな事されちゃ、国家財政が破たんしてしまう」と、基盤を造ったところで息子に幽閉され、建造は中止された。
皇帝は、タージ・マハールの地下に妃と並んで眠っています。

 建物の内部は「撮影禁止」で写せませんが、霊廟の真ん中に妃の墓が、その横手に皇帝の墓(共にレプリカで地下に本物の廟がある)
があります。

 ここで、スコールに遭遇。しばし雨宿りです。
 モスク(向かって左手)と、迎賓館(向かって右手)が建っています。
タージ・マハールの四隅に建つのがミナレットと呼ばれる塔。 倒壊した時に本体が傷つかないよう外側に僅かに傾いています。
上の2つの写真はカメラレンズの影響で歪んで、極端に傾いて写って居ますが、精々↓下の写真程度です。
  スコール、風が止み「逆さタージ・マハール」撮影です  
  ここでも。人が入り込み中々上手く行きません。  
  メインゲート付近でまたしてもスコールが。
お蔭で、雨に霞む幻想的なタージ・マハールが撮れました。
 またここで暫らく雨宿りです