■ 新潟県・上越市 高田 その2
 ◆高田城跡
 徳川家康の六男・松平忠輝は直江津の河口にあった福島城から、ここ、高田の地に城を移転。
大阪の陣を控えており、たった4ヶ月で築城され、石垣は一切なく土塁で作られています。又、天守閣を持たず代わり
に、2重の櫓が建設されました。これは、後に3重になります。
 金沢城主・前田利常、米沢城主・上杉景勝、最上・山形城主、蒲生・会津若松城主など大藩13候が築城を命ぜられ
伊達政宗・仙台藩主が陣頭指揮に当りました(費用は、それぞれの大名持ち)。
  
現在の櫓は上越市発足20周年記念で再建されたもの。
 内掘と、間も無く咲き始めるハス。
 三重櫓の周りは、アジサイの花が取り囲んでいます。
 本丸への入口、極楽橋と本丸跡。直進できないよう二股の桝形になっています。