◆高田 雁木のある町並
● 南本町3丁目界隈  …Map
 今回は、@奥の細道ゆかりの地、A伊達政宗&いろは姫ゆかりの地、B古い町並散策と欲張った3つの目的で
訪問しました。よって、予定した時間では足りず町並探訪は、端折った形になりました。
  
 先ず初めはJR南高田駅から正輪寺を経て、江戸時代からの水飴屋さん(十返舎一九をもてなす)の前に到着。
この通りが、『雁木(がんぎ)』のある一番南側あたりになります。
 雁木とは、一寸見たときはアーケードに似ています。これは、積雪時に通路を確保するために家屋の一部やひさし
を連続的に張り出したもの。普通の町のアーケードは、公共の歩道の上に屋根を掛けた物ですが、この雁木は私有
地を提供して雪の積もった時の道を皆で協力して確保しようと言う雪国の生活の知恵で江戸時代から守られて来た
もの。
高田の雁木は、延長約18kmと言われ全国一の規模を誇っています。
 
● 仲町通りと、JR高田駅界隈 …Map 
 町並としては、大町通り、本町通りのJR高田駅の北東の位置の辺りが見応えがあるらしいのですが、時間が無くなり
駅に一番近い仲町通りを数分だけ散策しました。
 この辺りの建物は新しそうですが、高田には、江戸末期から戦前までに立てられた町屋(商人や職人の職住一体の
建物)が2000棟近く有る様です。
 雁木は、それぞれの家で作りますので統一感はありません。また、それが自己主張していて楽しい。
 この写真は、JR高田駅(写真:左上)と駅前通り(↑右上、↓下)。
 雪国以外の駅前なら、カラフルなアーケードになっているのでしょうが、高田ならではの独特の魅力的な光景です。