■ インド旅日記③ インドの車事情
 今回のツアーでお世話になった観光バス。
ヘッドライトに何か模様があったのですが厄払い・魔除けだそうです。
インドの観光バスは、運転席と乗客の間に仕切りがあります。
 バスのカーテンについて
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デリー市内は、バスは「カーテンをしてはいけない」事になっているとのこと。
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2012年にバスに乗った女性医師実習生が集団で強姦されかつ鉄パイプなどで
暴行を受け かつバスから放り出されて死亡した言う心痛む残忍な事件が
ありましたが、 あれ以来、バスの中が見える様にしなければならなくなったそうです。

ジャイプールとアグラ観光中はカーテンを利用できましたが 観光最終日、
デリーに戻る途中で運転助手がカーテンを格納してくれました。
 インドのトラックは「トラック野郎」状態です。 何故か三角停止版も活躍しています。
しかも過積載!!
 ハワイで見かけるレイに似た、タイなんかでは花を繋いでひも状にした花飾りがありますが
それを花では無く繊維でぼんぼり状にした黒いひもを良く着けています。
 その他に花飾りやスカーフなども着けています。
この車も三角停止版だ。
 幹線道路も整備が遅れているのでしょう、かなり込み合います。
観光初日にデリー郊外からジャイプールまで250kmを5時間の所要時間で移動する
予定になっています。
トイレ休憩も入れてはいますしかなりスピードも出しながらの走行ですが時々渋滞が
発生します。 それで平均時速50kmにしかならないのでしょう。
 幹線道路もそうですが、市街地に入るとこんな状態です。
従ってクラクションは鳴りっぱなしです。
 トラックの背面には「BLOW HORN」(警笛鳴らせ)の表示。
「追い越しの時にはクラクション鳴らして知らせろ」と言うことでしょう。
 こちらは「HORN PLEASE」ですね。「警笛どうぞ」かな。
 
 車ついでにインドの「牛事情」について。
インドでは牛は食べない(水牛は食べてよいらしい)。「母なる牛」として大事にされますが
乳が出なくなると放たれるようです。そうすると「功徳を積むという宗教心から」牛に餌を
あげる人が出てくるそうで至る所に牛が闊歩しています。
 田舎の方では、道路の真ん中に牛が寝そべっていて渋滞を起こします。
 バスの屋根に乗る乗客。
テレビでは良く列車の上に乗っているのを見かけますが、道路ではバスに乗っています。
バスの便が少ないので、通勤などではどうしても屋根の上に乗るようになるようで
しかも料金は同じとのことです。
 車窓からの撮影で、しかもすれ違いざまの撮影なので上手く撮影できませんが羅列
しておきます。