■ 東鶏冠山北堡塁・旅順 2018.5.6
旅順島北部に、山が鶏冠に似ているために東鶏冠山と呼ばれる場所があります。
ここにロシア軍は防御線として「東鶏冠山堡塁」を建造した。
堅牢な施設で、士官室や兵舎、食堂、弾薬庫などを設けています
戦争勃発後、ここは重要な戦場となり、1904年8月21日、日本軍は攻撃し始めたが攻め落とせず、
坑道爆破作戦により堡塁に接近しました。
12月15日にロシア軍の陸軍防御司令官コントラチェンコ少将が砲撃爆死するに至り、
12月18日、日本軍がこの東鶏冠北堡塁を占領しました。
位置図
水師営会見所にあった東鶏冠山堡塁の写真
塹壕の標識
日露戦争戦争遺跡碑
周囲に掘られている塹壕跡
日本軍の爆破口方向を示す標識
案内標識
「爆破口」の標識があるのでここがその場所か。
暗渠土塁の壁にあった「狭間」のような穴
砲弾の跡。 かなり頑丈な造りの様です。
暗渠の内部
奥に、女性の横顔の様な形が見えます
これも、ビュースポットになっているようです。
ロシア軍機関銃跡地
1916年に建立された東鶏冠山記念碑。
満州戦跡保存会の銘板
ロシア軍大砲
兵舎のエリアに入ります
弾薬庫
堡塁大門
兵舎のキッチン、応急処置場所