■ 蘇州 その3 / 寒山寺
 唐の詩人、張継(ちょうけい)が詠んだ詩「楓橋夜泊」※
(ふうきょうやはく)で有名な寺。
 「全景図」は大きいですが・・・・
お寺さんの境内はそんなに広いわけではない。
 


「楓橋夜泊」※
 
月落ち 烏(カラス)啼いて 霜天に満つ
江楓漁火(こうふうぎょか)愁眠(しゅうみん)に対す
姑蘇(こそ)城外 寒山寺
夜半の鐘音客船に至る


   熱心にお祈りする方がいて、偶々傍を通ったら・・・
頭を下げられてしまった(~~;
 赤い布は願い事が書いてあります。
  
 500年ごろの創建で、627-649年の頃高僧・寒山(かんざん)が住んだことから寒山寺と呼ばれるようになった。
現存する建物は、清代末期に再建されたもの。
 詩て詠まれた「鐘」は既に無く、清代に再製されたもの。
↓下の大殿脇には日本から寄贈された鐘がかかっていて、除夜の鐘をここで聴くのが日本人観光客に人気でNHK
の「ゆく年来る年」でも放映されたとか。
日本から寄贈された鐘の堂 楓橋夜泊の詩碑
 登って見たかったなぁ・・・五重塔