■ 西安(旧 長安)
 長安の都は、シルクロードの東の基点として栄華を極めた。古くは、紀元前1100年ごろ西周が豊京として定めたのが始まり。
紀元前3世紀、秦の始皇帝が西の咸陽(空港がある)を中心に国造りを行い、万里の長城や壮大な墓を残す。
6世紀に隋が興り、618-907年には唐が広大な城壁をもつ長安城を整備し大繁栄を極める。

 吉備真備や阿部仲麻呂などの遣唐使で活躍した人々がこの地を来たのもこの頃です。

 この頁はフィルム写真をスキャンしているのが大部分です。
 秦の始皇帝稜と、兵馬俑博物館。皇帝稜の1.5kmほど離れた所で兵馬俑が発見された。
Webを散策すると、今では内部の写真も(有料で)撮影できるようですが、この当時は禁止でしたので博物館の外側だけです。
  兵馬俑。   フリー写真: PhotoACさんのフリー写真を頂戴しました。2017.9.27 
  兵馬俑 同上。  
兵馬俑付近の市内の風景。10世紀初頭に唐が
滅亡してからは、都に返り咲く事はなく
庶民的な地方都市としての顔を見せている。
大雁塔。西安のシンボル。西遊記の三蔵法師が
インドから持ち帰った経典の保存の為に建てられた。
 大雁塔から望む古都の景観。古が偲ばれます。 奈良の都は、ここ長安をモデルとして作られたのは有名ですね。  
■ 華清池
 西安市の北東30kmの位置に有る温泉地。 唐時代、747年に整備され華清池と名付けられた。
唐の皇帝・玄宗は毎年冬に絶世の美女『楊貴妃』を伴って過ごした。 
楊貴妃とのロマンスに身をゆだね国政を顧みず国は衰退、滅亡することになる。
 華清池
 楊貴妃像