■ タ・プローム と バンデアイ・スレイ  2016.11.21
    ◇ タ・プローム
   
  1186年、アンコール・トムを造った王が母の菩提を弔う為に建立したと言われる。
リエップと言う名の巨大なガジュマルの根が遺跡を包み込むように浸食した自然による大規模破壊が
進んだ遺跡である。
 この雰囲気が観光客に人気になっている。
  東西に1km、南北0.6kmの壁に囲まれ、三重の回廊を持つ境内は迷路のように入り組んでいる。
 右上の入り口上部であるが、元々、仏教寺院が後ほどヒンドゥー教となったため仏像の顔が剥がされている。
   
   
   デヴァターが根っこの間から見える
   
  根が施設を壊してはいるが、伐採すると地中の根が遺跡を支えている可能性もあり、難しい所。
  昼食(ホテルのレストランで洋食)
  郊外のホテルのレストランで洋食   暑いのでビールを
  パンプキンスープとオーブンロースドチキン   トロピカルフルーツとココナッツシャーベット
   ◇ パンテアイ・スレイ
 正面入口門破風のレリーフは、 3つの頭を持つ象「アイラーヴァタ」に乗るインドラ。

「アイラーヴァタ」と言うのは、ヒンドゥー教のインドラのヴァーハナ(神の乗り物)である。
参道には「リンガ」が並んでいる。 バンディアイ・スレイ寺院は「女の砦」を意味するのだが
男性器の象徴、リンガが守っているということだろう。
 中央祠堂の入り口に到着。 こちらの門の破風の彫刻も緻密です。
   中央祠堂
  東洋のマドンナと言われるデヴァター
  ここからは、破風のレリーフ
  シバ王  アイラーヴァタに乗るインドラ
  西塔門破風の猿王の兄弟が喧嘩している所