■ 松江城
   
  ツアー最初の訪問地は松江城。

松江城は全国に12城しか残っていない現存天守の1つ。

現存天守は江戸時代またはそれ以前に建てられ、壊れることなく現代に姿を残す特別な存在。
その中でも、慶長16年完成の松江城天守は、彦根城、姫路城と並び、近世城郭最盛期を代表する天守として国宝に指定されている。
 堀尾吉晴公の像

慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦の後、出雲・隠岐両国を拝領した子の忠氏と共に、
遠江国浜松(静岡県)から月山富田城(広瀬)に入ったが、松江の将来性に着目して城地を移した。
豊臣秀吉、徳川家康と二人の天下人に仕え、豊臣政権下では三中老の一人として功績を残している。
城普請の名人であり、孫の忠晴を助け松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築いた。

 右上、 石垣の中に「ハート形の石」有り。 縁結びの出雲エリアらしい。
  いくつかの階段を上り本丸へと向かう  
  いよいよ入場券売り場に到着し、本丸入りです。   松江城 天守閣。
 鯱
木彫り銅板張り、向かって左が雄で鱗が荒く右が雌。高さは2.08mあり(雄)、日本現存の木造のものでは最大。

天守地階に昭和の修理の際におろされた古い鯱が展示されている。
 天守最上階は天狗の間と呼ばれ、360度、松江の町を見渡すことができる。
5階の柱は綺麗に製材され、太さも均一に揃えられている。また、敷居の痕跡や鴨居が残されており建具があったと考えられている。
  西側の展望  同左
  南西側の展望。宍道湖が見える。   東側。 眼下、手前の建物は松江歴史館か。 
  天守閣の西側   天守閣の北西側
  本丸から北側に下ります。 北の門から。   水の門跡あたり。
  馬洗池  
  護国神社   城山稲荷神社の鳥居