■ 平城京跡(平城遷都1300年祭会場)-2     /  奈良2010.9.18-20  G
第一次大極殿
 朱雀門の真北約800mに堂々とそびえる「大極殿」。正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。直径70cmの
朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿であり、その建物は奈良時代の中頃に、一時都
とした恭仁(くに)宮に移築され、山城国の国分寺金堂になりました。当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、
国のもっとも重要な儀式のために使われていました。
 西側の側面  宝珠が乗っている欄干から北西側の景観
大極殿内の中央には、高御座の実物大模型が展示されています。
高御座は天皇が即位式などの特別な儀式の際に着座した玉座です。内壁には四神と呼ばれる東西南北の四方を
つかさどる神や十二支などが描かれています。
 
尚、天皇、皇后両陛下は10月8日午前、第一次大極殿前庭で行われた「平城遷都1300年記念祝典」に出席された。
 大極殿から朱雀門を眺める
 屋根の両側に有るシビの模型
 第一次大極殿を東側からもう一度眺めて平城京歴史館に一旦戻ります。