■ 法隆寺-5     /  奈良2010.9.18-20  C
 西院伽藍の東大門から出て、東院伽藍領域に向かいます。
 四脚門から入場です。
 斑鳩宮(聖徳太子が601年に造営)の跡地に、聖徳太子を威徳を偲んで739年に建立された夢殿。
 屋根の上の宝形は上から、光芒、宝珠、宝傘、宝瓶、受花と蓮花の反花からなります。 鬼瓦も面白い。
 絵殿
 右側の舎利殿
 中宮寺。現在の建物は高松宮妃殿下のご発案により昭和43年に落慶。
もともとは聖徳太子の御母・穴穂部真間人皇后により創建された尼寺。本尊は「木造菩薩半跏像」。
右の足を左膝の上に置き、右手は指先を頬に当てて考える「思推半跏像」、人間をどうやって救おうか?と考えて
いるお姿のようです。アルカイックスマイル(古典的微笑)として、スフィンクス、ダビンチのモナリザと共に「世界の
三つの微笑み像」と呼ばれています。
 また、複製品になりますが「天寿国曼荼羅繍帳」(国宝。聖徳太子を偲んで御妃・橘大郎女たちばなのおおいらつめ
が、宮中の多くの采女らとともに造った刺繍)も展示しています。