宮城県宮城野区の岩切は陸奥国府・多賀城から西に約1里(約4km)に位置し、七北田川と奥大道とが交差する
陸奥国の交通の要衝であり、古代の岩切には多数の市場ができ、東北地方最大の商業地域となった。
宮城県民の森の南側・高森山一帯は、奥州藤原氏の滅亡後、源頼朝によって陸奥国の留守職に任命された
伊沢家景が居城した中世の山城で、「岩切城」と呼ばれていました。
この一帯は、幾度となく争いがあった古戦場跡であり、岩切城跡には、土塁や堀切などの遺構が残っています。
現在は公園として整備され、春の季節には桜の名所になっています。 |