■ 第二次台湾旅行日記-1  びっくり台湾ぐるり周遊5日間  2012.8.12-15
 本年(2012年)のGWに台湾旅行をしましたが、偶々勤務先のお盆休みに「台湾を一周」するツアーがありましたので参加しました。
概略は以下の様なものです。
 1日目<2012.8.12日>
     仙台空港16:15発 エバー航空にて台北へ。 着後 バスで台中へ<約130km 約2時間>
 2日目<2012.8.13月>
     宝覚寺- 日月潭・文武廟- 台南市へ<約108km 約2時間30分>- 赤嵌楼- 高雄市へ<約40km 約1時間> -蓮池潭 - 寿山公園
     - 六合二路夜市 -(オプション)愛河クルーズ
 3日目<2012.8.14火>
     台東市へ<約150km 約3時間> -三仙台- 八仙洞- 北回帰線- 花蓮市へ<約170km 約4時間>- アミ族民族舞踏
 4日目<2012.8.15水>
     太魯閣渓谷- 列車で台北へ<約2時間30分>- 台北市・故宮博物院- 忠烈祠- 中正紀念堂- (オプション)101ビル- 士林夜市
 5日目<2012.8.16木>
     台北空港10:05発 エバー航空にて14:15仙台空港へ
  
 仙台空港からは、キティちゃん仕様の機体でした。 日本語での案内にも好感が持てます。
韓国、中国にも何回か行っていますが日本語の表記は有りませんし、機内のアナウンスすら中国語・ハングル+ 英語が普通です。
アナウンスも日本語と、客室乗務員も1名は日本人が乗っているのが安心感があります。
 
 時は、オリンピックのバレー女子が「銅メダル」獲得した時、 一方では韓国の馬鹿大統領が竹島上陸したり天皇陛下に暴言を
吐いたりした時で、親日国家「台湾」旅行が出来て良かったなぁと思うのであります。
 そして、この年、尖閣列島の件で支那共産党が子供染みた「馬鹿さ加減」を世界に披露した年でもありました。
 
 ただし、尖閣問題で10月に入り「尖閣は台湾のもの」なんて宣言していますので親日台湾も微妙になって来ましたねぇ(~~;
2回にわたり担当したガイドさん、二人とも「金美麗さんを尊敬しています」と言う方で現政権の「中国本土」との統合を懸念している
方でした。
 出来れば、独自の体制をキープできれば良いですね。
 
 それは別として、機内食を食してからかなり時間が経って台中に到着。ビールを飲みたいしつまみも欲しいのでホテルの近くの
コンビニへ。
日本のビールはあるし、「おでん」まであってビックリ。 代金の100台湾元(= 約300円)も嬉しい。
 通豪大飯店  朝食。 味噌汁と思ったら豆乳だった。




 通豪大飯店<プラザ インターナショナル
ホテル>の外観。
 初めての街なので、ホテルの近くを散策。今日は日月潭へ行くので天気が
気になりますが山の方も天気が良さそうです。
 「汽車美容」とか「人工洗車」とか、なんとなく想像できるのが嬉しい。 
下の立て看板「謝謝合作」が気になった。
台湾の気配り「ありがとう。駐車禁止」かなと思ったが微妙に違い「ご協力お願いします」の意味らしい。
 宝覚寺には日本人の墓がありました。   本文 で触れていますがありがたいことです。
そして、ここは地震(1999年)の有った所。補修の跡が残っていました。 2011.3.11東日本大震災に世界最大の義捐金を寄せて
いただいた要因「 = 日本からの支援にお返ししたい」となったあの時の地震です。
 田圃、代掻きの様子も見えます。台湾は二毛作から三毛作だそうです。  山間部 椰子の様に見えるのはビンロウ
 根が浅いので保水力が無く山が崩れる要因にもなる事から抑制しているようですが、現地の人たちの現金収入源なので
なかなかとのこと。
ある日、ビンロウを売っていたおばあさんが病気になったので、可愛い孫に売り子になってもらったら売上げが増した。
ならばと、どんどん便乗して遂には水着やTバックスタイルの若い女性が売り出す始末でかなり有名になりました。
現在では、こうしたスタイルでの販売は規制されてしまったようです。看板に「水着姿」が残っているのはその名残のようです。
 ビンロウは、噛みタバコの一種の嗜好品です。元々原住民が使用していましたが後から入ってきた漢民族にも広まったようです。
椰子科常緑樹の植物の樹の実に石灰をまぜたものが ビンロ ウですが、ビンロウには覚醒作用があり、興奮状態になり
精力増強剤的な効能があると言われており、特に長距離トラック、タクシーなどのドライバーには眠気さましとして使われています。
ビンロウは噛みタバコのように口に入れて噛みます。そうすると真っ赤な唾液が出てきます。
事情を知らない日本人が、「台湾では血を吐きながら仕事している」と誤解して運転手にチップを弾んだとの逸話があるようです。
偶に、歯を真っ赤にしている人を見かけますが、今は、赤くならないのを噛む人が多いようです。
 
 太魯閣渓谷で絵葉書を売っていたお婆さんから1個貰いましたので試して少し噛んでみましたが、不味いです。
汚いですが、その時の噛みかすを乗せておきます。 少し身体がほてってきました。つばは暫らくダイダイ色していました。
 本題に戻ります。

 途中、台湾名物(? =沖縄あたりもそうでした)のお墓を車窓から眺め、今回楽しみにしていた日月潭(にちげつたん)、日本風に言えば
日月湖に到着です。
 台湾旅行が近づくにつれ毎日「天気予報」を眺めていました。こう言う山間部の自然の景観を楽しむためにはどうしても天候に
恵まれたいものですが日本での出発直前の予報では「雨マーク」でしたのでとてもラッキーな出来事です。
 結果的に、ずっと晴れの観光で我乍ら「晴れ男の面目躍如」の台湾一周でした。
 2日目の昼食は郷土料理、田舎料理ですとの事ですが、確かに豪華さはありませんが全体に口に合います。
 魚の煮たのは良く出てきます。養殖が盛んのようです。  日本なら味噌汁椀の「赤いご飯椀」と、塗り箸が入っていた「おてもと」袋。
 南国の木・カジュマロ。  台南市の観光地は赤嵌楼です。  美味しかったマンゴージュース
 そして、高雄市に到着し蓮池潭の龍虎塔の見学です。悪魔は真っ直ぐ進めないとの発想と、龍から入り虎から出ると悪行が
消えると言う大変有り難い考え方です。 ガイドは案内しませんが保生大帝という医学の神を祀っている「お寺」慈清宮も見事です。
 夜市見学終了の時、ガイドが「買い物グループを呼んできます」と離れたのでその回りの写真を撮っていて気づいたら
誰もいなくなった。
所謂、捨て子になってしまった。暫らく同じ場所で待っていたが来ないので、もしかしたら裏通りを通って最初の入り口に
戻ったかな? と、最初の場所まで移動して探すも待つも出会えない。暫らく待った後、ケイタイ番号を教えて貰っていた事に気づき
電話してみた。
夜市最後の場所で待っていたとの事で戻ったが・・・
迷惑を掛けたことに間違いないので謝罪した。 が、本心ではどうも納得できない。
でも、旅行中事を荒立てるのも何なのでタクシー代をも含め1,000元を心付として渡し、ぐっと腹に収めた。
いずれにしても、ガイドの王さんとは最後まで仲良く出来たのは今回の旅行の成果でしょうね。
 
翌日、同じホテルに泊まった方に謝罪し、「あれガイドが悪いよ。確認しなかった」と慰めて貰ったりして次に向かった。
ホテルをグレードアップの方にはバスの乗口前で待ち謝罪したが、誰か「あら、生きていたの?」と応じたのにはむっと来た!!が
忍耐忍耐。

 何はともあれ、タクシーでホテルまで連れて行って貰いオプションツアーの愛河クルーズに参加できた。
中国本土の連中と「呉越同舟」状態だったようで本文でも記載していますがガイドが「日本語ガイドを囁くように言います」と
気遣ったのには
中国人、ここまで来て反日しているのか?と、再度むっと来た。