■ 北朝鮮遊覧観光 丹東市河口村その②  2018.05.05 
   
  鉄条網の外側、鴨緑江の川辺で兵士が何か集めています。
  対岸の中国側を意識して、ゴミ拾いをしているのでしょうか。
  撮影した写真を見ていて、いくつか「違和感」を感じました。
 
その一つが、樹木の根元の「消毒薬の塗付」。 そんな余裕があるのだろうか?
 
二つ目が、村民が乗っている自転車。いずれもピカピカの新車に見えます。

三つ目は、午後の4時半ぐらいの時間帯ですか子供の姿が見えない。
自転車で移動しているのは勤務の帰りの夫婦か、或は、夕食の買い出しで移動していたのか?
 
  上の写真右手の川の対岸が中心地「清城郡」と呼ばれる場所。 対岸も比較的綺麗な家屋が見られます。   
  農家の傍に桃の花が咲いてました。  
  塀があるのが監獄との事です。 上の道路を通過する村民がいたので似たような写真になっています。

尚、自転車の荷物の色が違います。
  牛耕農法
 
日本ではトラクターなどの機械化が進み今では見ることもなくなったが、牛を使っての畑を耕していました。
 
また、日本では(特に東北では)馬を使っていましたが。

牛を使って畑を耕す牛耕農法の普及は、鉄製農具の普及と結びついている。
鉄製の三角形の刃先を持つ犂(スキ)を1~2頭の牛に引かせ、人間の労力を節約しながら、
深く耕すことができるようになり、それは大きな生産力の向上をもたらした。
 
 カメラの撮影色調の関係もありますが
川に近い方は茶色の土色ですが、上の方は土質の関係か灰色がかっている。
畑の脇に寄せられた石のかけらの量からも見て、殆ど耕作には向かないような場所を耕しているようだ。
  また、川に近い方も色は茶色だけども、かなり小石の混じった土質の様だ。
   
  多分「種まき」をしていると思われるが・・・
殆ど瓦礫の中の畑である。