■ 瀋陽故宮 その➃   2018.5.4
   
 
  東路の大政殿の脇から見た、中路(崇政殿のある区域)の右奥にある「敬典閣」。
三階建ての立派な建物で写真写りも良い。
ネットでも調べたが、何をする建物かわからない。
 東路から後宮に行く途中の壁の絵。 
鶴だが意味は分からない。
  中国の庭園では必ずと言っていいほど出てくるのが太湖石。中国太湖
で産する石灰岩。浸食による奇形を珍重して、庭園や植木鉢で利用。
   
 ◆ 後宮
  後宮は調理場、居住地域になっている。
 東路から中路へは会談を使って塀を超える。
  オンドルの煙突。全部で12個有るらしい。
後宮、清寧宮等の居住区域に設置されている。
  後宮の一つで「皇后の妃たちの生活用品展」が
開催されていた。
 「考荘文皇后」の物が中心の様です。
清の2代皇帝ホンタイジの側妃の一人でホンタイジの皇后孝端文皇后の姪。
  靴の様だが小さい。纏足(てんそく)だったのか。   扇
 ◆ 清寧宮
   この部屋はシャーマニズムの祭祀が行われた場所で
、生贄の豚を煮たらしい。
 清寧宮の内部は、西側部分の北・西・南の壁際にコの字型にオンドルが備えられている。

西側の壁には神棚や仏壇のようなものと関帝像が祭られている。
  満洲族は西側を上座とするため、神龕や神像は西側の壁に祭られている。
居間の空間は左右にあり、冬は左側(南)、夏は右側(北側)を使っていたらしい。