◆中国<北京・杭州・上海・蘇州>五日間の旅 2010.5.1-5.5 観光日記  2
■ 5月2日 故宮(紫禁城) 
 [ 1999年5月 当時の午門前の光景 ]  午門前
 太和門
 故宮(紫禁城)の入口、午門前。何時も思うのですが団体入場券を入手するのに大分待たされる。直接現場を見ていませんが効率が
極めて悪そうです。
 ガイドさんの話では、会社の人間に8時に入場券の購入手続きして貰っているとの事ですが、手元に届いたのは9時15分頃、我々が
午門前に到着した8時40分頃から、35分位待たされました。  
 
ガイドさんの話によれば、中国人の経済力も向上しかつては旅行なんて考える暇すらなかったのが、最近は出かけるようになったとの
ことで、特に故宮と万里の長城は人気があるそうです。
それでも、わざわざ現地の三連休などで無く普通の休みなら空いてて良いのに・・・と、言っていました。
 
上の左の写真は、約10年前の同じGWの午門前の光景。人出は多いですが、今回の様に人がびっしりと言う訳ではありません。
そして中に入ると城内が広いので昔は人が疎らでしたが、今回は中も沢山の人です。
 太和門  脇から見た太和門
 太和門の脇にある門の一つ「昭徳門」
 前回、2度来た時は大和門からずっと真ん中のコースを通って進みましたが、今回は時間節約のためでしょう脇を通っての外からの
見学です。この混雑振りなら、ガイドのコース選択も理解できます。
 似たような建物が続きますので「門」なのか「殿」なのかごっちゃになってしまいますし。
また、写真を撮るのには少し離れていたほうが撮影しやすいものです。
 太和殿−故宮の中心的存在の建物  中左門  城内には防火用水の壷があります
 でも・・・
今回初めての方にとっては可哀想かもしれません。
 外朝のうち、中和殿と保和殿  皇帝の控えの間−中和殿  外朝(太和殿・中和殿・保和殿)の脇の光景
 と、言う訳で「外宮」は脇を通って移動です。
 乾清門  屋根越しに景山公園の建物が見えます  珍宝館などがある左の建物群に入ります
  内邸の入口、乾清門まで来ました。
 鐘表館の前の門  一服するために清韻堂へ向かいます  清韻堂=掛け軸などの物販所
 景山公園の建物も見え、宝物のある(実際には殆どが台湾に渡った)珍宝館にも入らず、そろそろ故宮見学も終わりになってきたな
と思う頃、一服しましょうと清韻堂という画廊に案内されました。
それらしき雰囲気で、骨董品らしき焼き物や掛け軸が並んでいます。お茶を飲み終わると早速「説明」と言う名のセールスが始まります。
右奥に、有名だと言う書家がいて4文字、2万円の字を書いて貰えます。 掛け軸が厭なら好きな字を1字1万円だそうです。
書いてもらうと、書家との記念撮影も出来ます。 あぁ、ありがたや、ありがたや(~~;
 
遣唐使が向かった唐の都・長安、現在の西安の秦の始皇帝の墓の兵馬俑を見に行った時発見者の農家の人がいて、本か写真集を買
うと一緒に記念撮影が出来たのを思い出しました。 
 鐘表館のところへ戻り出口方面へ  屋根のお守り  東六宮の鐘粋宮あたりの光景
 今回のツアーではお一方が掛け軸用の字を書いてもらいました。
 鐘粋門を潜り鐘粋宮で「お宝」を見る  玉の品  玉の飾り
 鐘粋宮で「お宝」らしきものを見学。
 これは何でしょう  ティーカップ?
 御花園の岩  出口−神武門  お坊さん?
 こうして、故宮見学を終えました。
尚、故宮博物館を全部見るためには3日ほど必要のようです。また、故宮の後ろの景山公園に登って故宮を上から展望するのが
宜しいです。
 外堀  神武門  外堀脇の建物の塀
 神武門から出て外堀を見て歩きます。水と緑にほっとします。
 外堀  柳の綿毛が花とか目に入るほど舞っている  吹き溜まりの綿毛
 いろいろ対策を取っているようですが、やはり気になるのは宙を舞う「綿毛」。結構邪魔です。
 北京市内に沢山咲いていた桃の花  通称『鳥の巣』−オリンピックメイン会場  選手村の建物群(?)