■ 京都 祇園祭 山鉾巡行 1  1番『長刀鉾』   
 2005年、祇園祭の宵山が土曜日、山鉾巡行が日曜日(2005.7.16-17)と言う好条件に恵まれましたので見に行きました。
宵山は晴れ、山鉾巡行は曇り空と天気にも恵まれ歴史的なお祭りを見ることが出来ました。
有料観覧席は、9時には入場して下さい!との事で入場させられました。しかし、目の前を通過するのは11:00頃との事でした。 
(しかも、実際にはゆうに30分は遅れて来ましたね)
勿体無いので、 席を抜け出して、出発前の「山」を探して室町通まで散策してきました。一部の山は、この時撮影したものも含まれます。
前の日、かなりの人込みの中で「鉾」や「山」を見学しましたが… 折角の見事な胴懸などが雨対策のビニールシートに覆われていて&宵山の
提灯が前後に有ってはっきり見えません。
 
むしろ、山鉾巡行の当日朝早く来て、山鉾建ての場所を訪ねた方が「出陣式(?)」の様子をもゆっくり見ることが出来て良いように思います。
  
 毎年、巡行する順番をくじで決めるそうですがこの「長刀鉾(なぎなたほこ)」は古来からくじ引きせずに先頭をつとめるそうです。
鉾先に疫病邪悪を祓う長刀を付けているので露払いの意味も有るのでしょうね。
生稚児(以前は幼い子供を一番前に乗せていたが、辻角での辻回し=巡行行路での方向転換で叩き落されたりして危険である事から、現在は人形)
を乗せているのは、この長刀鉾のみ
 尚、この祭りの稚児は男の子のみ。 
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