■ 彦根城
 1622年に彦根城主・伊井家がやく20年間と言う膨大な期間をかけて築城した国宝『彦根城』。14代に亘り一度も領地を代わることなく
保有することになる。牛蒡(ごぼう)積みの石垣と三重三層の天守閣、満々と水をたたえた堀などが往時のまま今尚残されています。
 彦根城の特徴は、破風が18個もあること。左上写真の妻側は5個、右上写真の平側は4個なので4面で18個になる。
天守としては小さいのですがこの破風の数が威風堂々とした天守にしています。
 
(左上)一階は左右に小さな切妻破風を従えた入母屋破風。二階には軒唐破風と呼ばれる形式で金色の金具で飾られる。
    そして、三階の入母屋破風と視線を繋ぐ。
(右上)一階は二つの切妻破風があるが妻側と違うのは破風の下に小さなひさしが付いている珍しい形。
    そして、二階の入母屋破風は、妻側のそれと違い2重目の屋根に割り込むように造られている。
    三階の軒唐破風は、妻側と同じ形式となっている。  <2015.5.30この項の写真と説明を追記>
 
 姫路城、松本城、犬山城とともに国宝四城と称されています。
神社で見られる唐破風(屋根のとんがり部分の下=門などに見られる)や、勾欄付きの縁(=ベランダの様なもの)が特徴です。
 『玄宮園』    広大な池泉回遊式の庭園で1677年に4代藩主伊井直興により造営されたもの。
 桜の時期や紅葉の時期には見事でしょうね。
 お堀に白鳥が。 佐和口多聞櫓。
重文の、馬屋。  京橋を渡りお堀を出ると『夢京橋キャッスルロード』は、お土産屋
等が並ぶ町並みです。

◆セントレア
 無事に滋賀県周遊も終わり、中部国際空港に着いたまでは良かったのですが、ここで問題発生。
『日本海に抜けた台風の影響で仙台空港は濃霧が発生し、着陸できない場合は羽田空港に戻ります。最悪、東京に宿泊の上仙台には
翌日の到着になります』とのこと。座席確保の関係で、ツアー客は2つの便に分かれて乗ることになっていましたが、我がほうは添乗員の
居ないグループで、何故か私が責任者になって対応することに。
 結果としては、無事に仙台に着陸できました。 ほっ。