■ 高岡市/富山県 その3・伏木地区
 前頁の吉久地区からは小矢部川を「義経ゆかり」の如意の渡しを船に乗って入ります。
今回、実際には最初高岡駅からJR伏木駅に降り立ち、伏木地区を見学後に逆コースで吉久⇒高岡中心地へと
向かいました。
 この如意の渡しはお昼ごろに渡ろうとしたのですが風が強く運休。係員のご好意により対岸まで軽トラックで送って
貰いました。感謝。 Map
 この地区では秋祭りが開催されていて、地区ごとに「獅子舞」が行われていました。
 JR氷見線のディーゼルカー  先ず向かったのは、万葉歴史館。
 大伴家持が越中国守として五年間在任。「万葉集」の代表的歌人・編者として知られる家持の歌が数多くここ高岡で
歌われました。奈良・飛鳥に並ぶ万葉の故地として資料館が作られ資料が展示されています。
 
 高岡を訪問する計画を最初立てた時は、実のところ伏木地区を訪問せずに終え、全く違う町を訪問するつもりでした。ところが、偶然にも、
昔訪ねた宮城県涌谷町の「天平ろまん館&黄金山神社」を久しぶりに訪問し、高岡に国守として滞在していた大伴家持が日本で初めて金が
涌谷町で産出されたことを祝い歌った和歌と歌碑に出会い、それでは万葉資料館を「表敬訪問」する必要があるなぁ!と予定変更したのでした。
写真右上の資料館のパネル表示に写っているのは、宮城県涌谷町の「黄金山神社と歌碑」と右下の歌は「すめろきの御代(みよ)栄えむと
東(あづま)なるみちのくの山に金(くがね)花咲く」です。
 万葉資料館の北に500m程のところにある気多神社。 その隣には大伴神社も有りました。
 国分寺跡  北前船資料館
 越中国守館跡。現在は気象観測所が建っています。  雲龍山勝興寺
 本堂は1795年の建立、平成16年に改修された。
 経堂。  木組みが美しい。