第8回「城下町村上・町屋の人形さま巡り」その3
    
◆村上商工会議所青年部の展示場より
    
 村上の雛人形等は商店を中心に60箇所以上で展示されていて、一日では回れ切れません。
まして、私が滞在した2時間程度ではとてもとても…
 大町・小町・塩町の通りで5−6箇所の商店等を巡りました。
ここは、大町の村上商工会議所青年部の展示場です。
   大小4組のお雛様。古今雛と、右は古い形式の享保雛(?)などが展示されていました。大きさがばらばら
ですので、各家から持ち寄ったものだろうと思います。
 可愛らしい感じのお雛様です
  『大浜人形』(写真左上)…庶民に親しまれた土人形
 江戸時代後期の町人の雛人形。三河の大浜から源七という瓦職人が村上藩に来て、その甥が作って売った
のが始まりとか。庶民に親しまれ、村上周辺の町村で月遅れの節句にはこの人形が飾られたとの事です。

◆喜っ川さんの展示より
 村上は鮭の加工が盛んです。 鮭は、腹の部分を2つに分けて切るのが特徴です。これは、腹を一本で切ると、
武士の切腹に通じることからの配慮との事です。干した鮭は、頭を下にするのも独特です。
鮭製品を扱っている『喜っ川』さんの人形を見せてもらいます。
数が凄いです 武者人形
関西様式の雛 おしゃぎり屋台のミニチュア
 昭和初期の御所雛と、平成の京雛