■ 新潟県 新潟近辺の旅 その2 
■ 豪農の館
 新潟市沢梅2丁目の阿賀野川の西岸に越後随一の大富豪の邸宅、北方博物館『豪農の館』があります。
もともとは、1町2反(3,600坪)の伊藤家分家でしたが、鮎などを売っては土地を買い集め、明治の全盛期には1市4郡64か町村に1,370余町歩
(約4百万坪=13,600,000u)の田畑を所有する大地主になりました。 戦後、田畑は農地解放により伊藤家から離れてしまいましたが…

 伊藤家の本邸は敷地8,800坪、建坪 1,200坪(約4,000u)、部屋数 65を数える純日本式住居で、その大きさにおどかされます。
 少し見難いですが、遥か向うに霞んで見える弥彦山まで
「他人の土地」を通ることなく行けたほどの大地主でした。
 屋敷の廊下。梁の杉の丸太は30m以上の「一本」で出来ています。
中庭 1.5畳の「畳」もありました
 庭に囲まれた、大広間の建物 母屋部分
 三角形の建物「三楽亭(書斎兼茶室)」 畳も、菱形でした
 敷地内に有る江戸時代の農家。 定めにより、床を敷いているところは主人のみが使用でき、家人は「土間」にわらを敷いて寝ていたとのこと。
■ 寺泊  魚のアメ横
 信濃川の分水が日本海に流れ込むところが、寺泊港です。

『弁当を忘れても、傘は忘れるな!』と言われる、この辺当りの
秋の日本海。
荒れていました。

港近くには『お魚のアメ横』と称される商店街が有ります。

 もっとも、魚に関しては当地も「魚所」、近くの塩釜港始め各地に
安くお魚を買える場所が有りますので余り興味は有りませんでした。

この道路を挟んで向かい側には大型駐車場があり、観光バスや
地元の方の乗用車が、沢山駐車していました。
人気はあるようです。