■東京の下町 谷根千(やねせん:谷中、根津、千駄木)散策   その2
 言門通りに続く根津銀座の通り。『下町根津』の垂れ幕も。 
 角に、手焼きの煎餅を売っているお店がありました。この通りの東側の町並みをぶらぶらしながら、旧吉田屋酒店
の建物に出ました。谷中6丁目に有った出桁造(だしげたづくり)の明治時代の建物を移築し下町風俗資料館付設
展示場として公開しています。
 谷中一帯はお寺さんの多い場所です。 更に北に進み三崎坂に出ると伊勢五酒店が見えてきます。
 梅の花を観賞しながら北上し、観音寺へと向かいます。
 観音寺の築地(ついじ)塀は、瓦を何層にも重ねた塀で江戸時代の建立。独特の雰囲気を醸し出しています。
 左右の建物を眺めながら更に進んで行きます。途中にあるのが茶房『花へんろ』、新しい建物ですが周りの環境に
配慮したとのことで周囲に溶け込んでいます。
 やがて朝倉彫塑館に出ます。この後背・東側一帯が谷中霊園となっています。春には桜の名所になります。
 JR西日暮里駅・西口の所から西側に延びる御殿坂の先に、『ゆうやけだんだん』と可愛らしい名前が付いた階段と
その先には谷中銀座の賑やかな通りに出ます。   Map
丁度夕焼けが見られる時間にここに着きましたが、西の空には雲がかかって残念ながら夕日は見られませんでした。
 
 これで、(実際には千駄木地区を見ていませんが)谷根千の町並み散策を終えました。