■東京の下町 谷根千(やねせん:谷中、根津、千駄木)散策   その1
  谷中・根津・千駄木は、山手線の内側上野公園北東
部に位置するエリアで『谷根千』の愛称で呼ばれています。
 震災や戦災での町並みの焼失が少なく、昔ながらの情
緒の残る界隈として愛されている町並みです。
 
 田舎者が下町散策と洒落込むと東京人に「自分の所を
見てれば?」と言われそうですが、2007.2.25ぶらりと歩い
て見ました。
 
 全部の地区を見て回れませんので、大雑把なコースは、
東京メトロ千代田線・根津駅で下車、根津神社を往復して
根津銀座・言問通りJR西日暮里駅西口までの行程です。
 
 根津駅を出て北の最初の信号を右折すると、三階建て
の建物が有ります。そもそもは下駄屋として建てられた物
ですが現在は串揚げが食べられる料亭『はん亭』です。 
 不忍通から一本東側に入ったこの通りを歩き根津神社へと向かうことにしました。
 観光客と思われる数組のグループと、地元の方が自転車で通る静かな町並み。
通りに面して植木を並べるこんな光景が続きますので、気に入りましたので、根津神社までの行程はここを往復
しました。
 根津神社は根津権現として親しまれています。江戸の神社建築としては最大規模を誇り、国の重要文化財に指定
されています。
 ライオンの子供?と、見間違うほど丸々と太った猫が遊んでいました。 春にはつつじの花で有名だそうです。
 神社の鳥居前の通りで、森鴎外の小説『青春』の中に出てくる『S坂』
 来る時と同じ道を、根津銀座まで戻ります。 道端に500年以上も前の観音さまが有りました。
今回通った通りで一番若い方々の往来が有った通りです。人気コースなのかも知れません。  Map