■ 金山宿(かねやま)  その1/ 山形県 金山町
 江戸時代には羽州街道の宿場町として賑わった町であるが、奥羽本線が別のところを通ったところから交通の
要衝としての役目を終え、現在では宿場らしさは残っていない。(分類上、悩んだが宿場に入れておきます)
   
 金山町は山形県の北部、秋田県境に位置する小さな町である。
山形新幹線の終点・新庄駅(陸羽東線、奥羽本線)からバスで国道13号線を北上し上台峠を越えて40分程で着く。
町に入ると、白壁に名産・秋田杉の木組みが美しい金山型住宅と呼ばれる切妻造りの建物が並んでいる。

昭和38年の全町美化運動に端を発し、昭和46年から「美しい街づくり」として水路の整備が進み昭和61年に「金山
町街並み景観条例」が制定され住民の誰もが住みたくなる町・誇りを持てる町づくりに努めて来た。
   
”新しい”古い町並みといった格好になるが、美しい町並みである。
町役場(車が駐車)の前の通り その南側の通り
 町役場の向かい側の景観
 北側に、金山城から移築した長屋門があります。  交流サロンとなっている旧・郵便局の建物
 「交流サロンぽすと」の向かい側の景観
 蔵史館  お蕎麦屋さん
 『通り抜けできます』
町役場から長屋門へと向う途中に屋敷があり、その木戸口に『通り抜けできます』の札が掲げられています。
古い蔵の前を通り抜けさせてもらうと、大堰(おおぜき)と呼ばれる農業用水路と公園に出ます。
続きは、次のページで