■ 南三陸町漁業体験「海から学ぶプログラム」 2019.7.28 
   
  「軍師と行く! 南三陸復興応援ツアー」が企画されていたので参加しました。
プロジュースしてくれるのは、伊達政宗の従兄弟・伊達家亘理当主の伊達成実(しげざね)公と
南の守り、白石城主・初代 片倉小十郎景綱(かげつな)公です。
 このシリーズ、伊達武将隊の追っかけの皆さんが多いので若い女性が多いです。
機会を得て何度か参加していますが、結構中身が豊かなので「場違い」な気がしますが気に入っています。

南三陸は、震災後に短時間訪れたことが有りましたがその後どうなったか興味があったところです。
  最初の訪問地南三陸町の歌津泊浜漁港です。
  本来は養殖している「ほや」の水揚げ体験だったようですが、通過した台風の影響で波が荒く
湾内遊覧になりました。
 漁船2艘で、2班に分かれて遊覧しました。
   
   
  内海の場所では穏やかでしたが、外海の領域に入ると「うねり」が有りました。
 
最初元気が良かった片倉小十郎公も、少し酔ったようでした。
  第二班が遊覧に出かけた間、絵が美味い漁師さんの「紙芝居」で、海のパイナップル・「ほや」の
成長を紹介して貰いました。

 お酒を飲まれる方には、名前が知られていると思いますが・・・
「ほや」はキュウリが美味い時期が旬と言われるお酒のつまみになります。
 
 時間が経つと一寸「うんこ臭い」とか好みが激しい素材ですが、宮城県で養殖が始まり東北・北海道で
生産されています。

 地元では名前が知られているものの、その生態は知らなかったのでレクチャーを受けて良かったです。
 
まん丸い小玉に「二つの目と口」とアニメの世界みたいな赤ちゃんを牡蠣の殻に付着させて飼育します。
  凡そ4年で美味しい身に育ちます。   予定外で、一人一個のホタテの提供もありました。
  ホタテの一生。 海中の幼生を採種し育てます。  ホタテの子供を育てて出荷します。
  さて、いよいよ「ほや」の殻剥きです。   主に片倉小十郎公が殻剥きして提供して貰いました。
先端の2つの突起部分(口とお尻)を切り離します。
その後、殻部分を切り開き身を取り出します。
  内蔵を取って完成。採り立てなので匂いも
クセも無く美味しいです。
 ツアー客も参加して、「解体」♪してます。
 
  日本酒が美味しとの事で途中の道の駅で購入した日本酒を提供しました。添乗員さんが何人かにお酌。
  ホタテの殻で焼いた「ほや」も食べました。   勿論、立派な「ホタテ」も頂きました。
  接待して頂いた皆さん、ありがとう。   浮玉に着いたフジツボなど。