■ 盛岡市散策  その1     …東北の見所&観光   
 盛岡・石割桜(写真右上)鑑賞を兼ねて街並を散策しました。
JR盛岡駅に降り立つと歌人『石川啄木』の文字と、盛岡と横浜を舞台にしたNHK朝の連ドラ『どんど晴れ』の垂れ幕も。
『どんど晴れ』は民話の郷・岩手県を舞台に、名門旅館に飛び込んだ都会育ちのヒロイン・夏美(比嘉)の成長していく
姿を描く、笑いと涙の女将(おかみ)奮闘記。岩手県遠野の民話の語り部がお話の最後に『どんどはれぇ(めでたしめで
たし)』と言うところからもじってのタイトル命名らしい。ドラマでは民話『座敷ワラシ』なども登場する。
 文学者では、石川啄木と宮沢賢治のゆかりの地となっていて、啄木が新婚生活を送った家も残っている。
 結婚式の日取りも決まり、新婦もこの家で待つも啄木は仙台に途中下車して滞在。 お婿さんのいない結婚式が
執り行われた。  写真左上は、新婚生活を送った四畳半の部屋。 
 宮沢賢治は花巻市に生まれ、現盛岡第一高校、岩手大学農学部に学ぶ。
その間旧制中学卒業後岩手病院(現岩手医大付属病院)に入院し、看護婦に恋心を抱くが失恋に終わった。
岩手医大玄関前に記念碑が建っています。
 その前を国道455号線が走っており北に向かうと寺の町・北山地区がある。道路・歩道は最近整備されたようで、
散策には気持ちが良い通りになっています。
 光台寺境内に『ムカデ姫の墓』が有ります。南部藩二代目利直の正室・於武(おたけ)の方のもので、お輿入れの
際に大ムカデ退治に使った矢の根を持参。ムカデは金山の象徴とも言われることから幸運をもたらしたとも言われた。
亡くなってこの地に墓を設置し前に橋を架けようとするも壊されてしいます。ムカデの祟りと恐れられたが、藩では
面子を保つ為に武芸者を多数見張りに立てて橋を完成させたという。そんな逸話が残っています。
 更に北に進むと、報恩寺に出ます。 この寺は青森県三戸に有ったものを南部藩により1601年に現在地に移設。
 聖徳太子作とも伝えられる本尊阿弥陀尼仏像  羅漢堂
 堂内には、五百羅漢像が有ります。 写真右上の、手をかざしているのが『マルコポーロ像』、その隣のヒゲの像が
『ジンギスカンの孫、フビライ像』と言われているそうです。
 
 次は、南西に戻り三ツ石神社へと向かいます。