■ 大垣市その2 ミニ奥の細道・第一部
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平成15年16年の二年をかけJR大垣駅の東側をスタート地点として、水門川沿いの「四季の路」に新しく20基の句碑
を建立、既存の千住と大垣の句碑をあわせ22基の句碑が整備されました。今回、奥の細道2.400kmを縮小した2.2k
mのミニ奥の細道を訪ねて見ます。時は、芭蕉生誕360周年の平成16年の年末12月30日です。
上は、出立の地千住の句碑の説明板。全行程2400kmを、2.2kmに縮小しての「ミニ奥の細道」を歩いてみる事にしま
した。途中、立派な水路公園設備につられ道を外れてしまったり、城跡、神社、寺社を寄り道したりで、午前中に京都
鞍馬山を上り下りした身には少しこたえてしまいました。
初:千住
行く春や鳥啼き魚の目に涙
@日光
あらたふと青葉若葉の日の光
A遊行柳
田一枚植えて立ち去る柳かな
B須賀川
世の人の見付けぬ花や軒の栗
C笠島(宮城県)
笠島はいづこ五月のぬかり道
D平泉
夏草や兵どもが夢の跡
E尿前の関
蚤虱馬の尿する枕元
F尾花沢
涼しさをわが宿にしてねまるなり
G立石寺
閑かさや岩にしみ入る蝉の声