■ ボロブドゥール寺院 ② レリーフなど 2017.5.5
   
 ボロブドゥール寺院の四角の壇部分には、壁面にレリーフが彫られています。
   
 ◇ レリーフの撮影写真のうち、場面が特定できるもの
 天上界の仏陀  
   父はスッドーダナ(浄飯王)、母はマーヤー(摩耶夫人)といいました
  仏陀の化身・白象(写真左上)が摩耶夫人の夢に現れ、受胎を知らせます。
 
 摩耶夫人の右腹から生まれた仏陀は、7歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して
『天上天下 唯我独尊(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん)』と言い、歩いた後にハスの花が咲く。

 残念ながら仏陀のレリーフは、       ↑ (この上あたり) 欠損していて頭部と左腕がはっきりしません。

なので、上の「唯我独尊」のイメージアニメを参考にしてください。
※ 尚、中国では右手と左手が逆の唯我独尊があり、このレリーフを見るとインドネシアでも左右逆のようである。
 「四門出遊」。 釈迦族の王子・シッタルダとして成長し、馬車で外出し東の門で老人と出会い、南では病人、
西では死人に出会う。最後に北で僧侶と会い出家を決意する。
   
 ◇ 回廊を上から下に見物
  仏陀の生涯などを描いたレリーフは、下の第一回廊から上の第四回廊まで物語は進んでいきますが
ここからの写真は、朝日鑑賞の後、下りながら回廊を見物しましたので、上から下になります。
  門と、獅子  
 第三回廊の仏像が並んでいるところ
   雨どい