■ 瀋陽故宮 2018.5.4 
   
◆ 宿泊場所・瀋陽北駅 
  2018年のGW、
前々から「第0次世界大戦」とも呼ばれる日露戦争の舞台になる中国北東部の戦跡・大連と旅順地域は
気にはなっていた地ではありますが、中国最後の王朝・清朝の前身「後金」が皇宮が瀋陽にあること。
 そして、何かと物議を醸している「北朝鮮」との国境の街・丹東をも訪問するツアーが有ったので参加した。

 2018年5月3日、成田を飛び立ったANA機は北朝鮮を避けてロシア国境付近を通過して瀋陽に到着した。
帰国する5月7日、突然金正恩が大連で習近平との会談を行い、その影響で大連空港が一時閉鎖となり
結果的に大幅遅延の影響で当日中の新幹線乗車が出来ず、東京に宿泊する羽目になった。

 瀋陽の宿泊ホテルは、瀋陽北駅前の瀋陽珀麗酒店でした。
  瀋陽北駅は、大きな駅です。
  中国の駅は街の中心地から外れた場所に設置されている。
 
広大な土地がある国なのでその方が楽なのと、駅とか国関連の施設とかを設置すれは、
当然その地の価値が上がり、地方都市の行政にとっては「打出のこづち」で金脈になります。
 
 さて、現在の中国は略字が使われていますが、その略し方が日本人には理解しがたいものが
あります。
 「瀋陽」が「陽が沈む」略字??? 日本なら別な字を当てるよなぁ。
まあ、聖徳太子が手紙で書いた「日の出る国の天子から、日の没する国の・・・」の地域だからいいか。
 
 普通列車が通過。 機関車に高速鉄道で見られる
和楷号」ですね。
  切符の自動販売機。
  
 ◆ 瀋陽故宮
 元々は城郭の街ですが、城門は3つ残っているようです。
 左上は北西角楼、右上は懐遠門。  (車窓からの撮影なので、車内の映り込みがあります)
  そして、瀋陽故宮前の広場に到着です。 幅広い階段の下にバスが停車して広場に入りました。
  東大門前の広場です。
  左右にオブジェがあり、ガイドが説明していましたが、写真撮影で聴いていなかったので不明です。
  噴水があり、傍らから大音響で「広場ダンス」用の音楽がなっています。

日本で例えるなら・・・
京都御所の前の広場で、「昔の竹の子族」の音楽が鳴っているようなもの。
考えられない。
故宮の前の通りには2つの門が立っています。

 文徳坊と呼ばれる、地域を示す門。  「文徳坊」の字の上下に満州文字・モンゴル文字が書いてあります。
  故宮に向かって左側・西側にあるのが武功坊   奥に撫近門が見えます。