■ 天子山自然保護区 武陵源① 2018.8.16
   
 旅行三日目、2018年8月16日の午前中は武陵源区域の天子山自然保護区の観光です。
ロープウェイを使って山頂に行き賀龍公園を起点に、御筆峰と仙女散花(献花)を見ます。
 宿泊したホテルの中の庭の滝の所に小鳥が遊んでいました。
残念ながら名前は分かりませんが、嘴と目の感じが「ヒタキ類」に似ていますので、そんな感じの鳥でしょう。
 バス移動で、天子山ロープウェイの入口広場に到着です。 中国は、土地が広いので・・・入口広場も広大です。
 日本の観光地だと、こんな立派な入場口があると直ぐに乗れると思ってしまいますが・・・
かなり手前の広い場所に観光バスの駐車場と、観光客をかなり歩かせる広場を造りますね。
 
 それと、時期的に中国も「夏休み」なので家族連れも多いのと最近有名になった場所なので
中国人にも人気の場所だそうです。昨日訪問した天門山と同様、アプローチに1時間15分掛かった。
 ロープウェイに到着です。  天気が良いので展望が開けています。
  おぉー!! ガイドブックで見た武陵源の景観です♪  
  ワクワクしますねぇ。  
 武陵源の一帯は、昔、① 3億5千万年前から2億9千万年前に浅瀬の海だった場所が隆起し陸となる。
川から海に流れ込んだ石英砂岩が酸素と結合し、赤くなる。
 
②更に、2億8千万年前頃に地盤沈下で海の下になり、この時海洋生物の死骸が堆積し石灰岩が上に積もる。
③そして又地殻変動で隆起し、雨と川の水により浸食が進む。

 台地のような形になった岩山は、風雨の浸食により、遂には「砂岩柱地形」になり、今の見事な景観となった。
 
柱状の岩のてっぺんの松の木は傘の役目をして浸食を防ぐが、岩肌に生えている樹木はその根とかで
岩を割ることになり、時をかけて1本の岩を2本にしたりするようです。
 
 頂上駅に到着です。  
 乗っている時は撮影出来なかったので・・・  ロープウェイの様子を。
 賀龍公園を散策です。 

この先、向かって右手に「御筆峰」が、左手に「仙女散花」があります。
  広場の石には、巻貝などの化石が一杯くっ付いたままです。
  名所の一つ、「御筆峰」。 
  これらの岩群です。  
  一方、反対側には「仙女散花」があります。
   
  ここですよ。  女性の横顔と手に持った花が後の様に見えます。
  こうして午前中の観光を終えます。