長 谷 寺(牡丹のお寺)
 ボタンで有名な長谷寺は、奈良市から南下し、宿泊地橿原市から桜井市を通り三重県境に近いところになります。
686年道明上人の開山、727年聖武天皇の勅を奉じ衆生のために十一面観世音菩薩を祀った。現在の菩薩(重文)
は身の丈約10Mで、我国最大の木造仏で1538年に作られたもの。真言宗豊山派総本山、西国観音霊場第八番。
 今年の庭園のボタンは既に花が終わっていましたが、仁王門から本堂まで続く長い階段の「登廊」と呼ばれる回廊
には、びっしりと鉢植えのボタンが配置され、むしろ庭園のボタンを遠くから眺めるより迫力があるのではないかと思
いました。
駐車場のある門前町入り口から長谷寺までは1km強の道のり。お土産屋などを眺めながら、やっと仁王門に到着。
庭園の花が終わった状態。 色とりどりのボタンの鉢植えが399段の「登廊(重文)」に並べられています。
綺麗なボタンを眺めながら登ると、本尊のある本堂に出ます。京都の清水寺と同じ、舞台形式になっています。
眼下に仁王門や門前町を眺められます。 また、山腹には五重塔の美しい姿も。
それでは、いくつかの牡丹をアップでご覧下さい。