■ おふさ観音     /  奈良2010.9.18-20  A
 位置関係を案内図で  拡大はこちら  畝傍駅
 安倍文殊院からJR桜井駅に戻り、2駅移動して畝傍(うねび)駅から「おふさ観音」へと向かいます。
 駅から一旦通りに出て、右折、少し進んで線路側に出て踏切を越して後は真っ直ぐ進みます。
上の写真の様に、電柱などに行き先案内が出ていますので安心です。
 そして、その道は中々情緒豊かな町並みなのです。
畝傍駅の東側には江戸時代の建物が残る「今井町」がありますが。この通りもそんな雰囲気を漂わせています。
袖壁、出桁造りの低い二階と虫籠窓、格子、馬繋ぎ石らしきものまであります。
 緩い坂道に出たところで案内に従い左手に曲がると程なく「おふさ観音」に到着です。
頭から来るぼけ封じには「安倍文殊院」、身体から来るぼけ封じには「おふさ観音」と連携していますので2つ回ります。
他のご祈祷は志でとのことですが、「ぼけ封じ」は2箇所でひとり5,000円です。
 通称おふさ観音、正式名を弘法大師を宗祖とする宗旨・高野山真言宗別格本山 観音寺。
通称名は、江戸時代に土地の娘「おふさ」さんが、白い亀に乗った観音様を見つけて奉りはじめたのが後にお寺に
発展した事に由来します。
本尊は十一面観音様で、元々身体の健康を授けて下さると言われており、ボケ封じなどの願い事をご祈祷をして
いただけます。
 薔薇の寺としても有名で鉢植えの薔薇が2000株ほどあります。
 本堂の奥側には日本庭園と喫茶室があります。
訪問した日は18日で『観音さんの縁日』にあたるそうで、下の『がん封じパン、ぼけ封じパン』を頂きました。
 帰路、畝傍駅のホームでビールのおつまみとしてありがたく頂戴しました^^
 ホテイアオイの紫の花が綺麗でした。
 境内を見学していたら「亀の池」と言うのがありカメさんが甲羅干ししていました。
なんでカメさんなのか? 気付くのが遅かった。もうボケが始まっているのかなぁ。
 
 なお、『今日から一年間、毎日お名前を読んでご祈祷します』と、ご住職が仰っていました。
つまり、初詣のお札と同じく有効期限は1年間のようです。