■ 京 都 御 所          秋の一般公開・平成十六年  その2へはこちら
 西暦794年、桓武天皇による京都遷都から明治2年(1869)東京に移るまでの1075年間京都は皇城の地であった。
平城京の元々の内裏は、西に2Km程離れた処に有ったとのことですが焼失と再建を繰り返すうち仮の皇居が幾つか
造営され、1331年に光厳天皇がここで即位されてから「皇居」として定着したようです。約500年間ここが皇居としての
重要な役目をしていたわけです。
写真は、京都御所の南南西の位置に有る建春門と築地塀。
南側に有る建礼門(けんれいもん)。御所の正門で、天皇
陛下のみが用いるが外国の元首もお入りになる。
内部から見た建礼門。
 
建礼門と築地塀。
  
  
建春門(けんしゅんもん)。元々は勅使の出入りに使われ
たが明治以降は皇后や皇太子の御門とされ、外国の首
長にも用いられる。
一般公開では対象外となっている仙洞御所。京都御所の南西に位置する。
ところで、築地塀の屋根瓦を見ていたら面白いものを発見。菊の花と、葉が乗っていました。
北側、朔平門(さくへいもん)の破風(はふ)。
皇后御常御殿の正門。
北西の位置に有る皇后門の破風。
皇后御常御殿の通用門。
 一般公開は、9時に開門になりますが長い列が出来ていました。