■ 妙心寺(臨済宗妙心寺派総本山)・大通院 『京の冬の旅』非公開文化財特別公開2005.12-2006.3 |
NHK大河ドラマ『功名が辻』 山内一豊・千代の御廟が有る、山内家の菩提寺。
妙心寺のほぼ中央、大方丈の北側に有る。大通院の三門は馬に乗ったままでも入れるように高い作りになっているとのこと。 |
|
|
三門を入ると、細長い狭い境内となっていました。 |
本堂。ガイドさんの説明を聞いていたら時間が無くなってパスです。 |
|
山内一豊は、信長、秀吉、家康と三代に仕えた戦国武将。妻・千代は「内助の功」で夫を支えた賢夫人として知られる。
境内には二人のお墓を祀った御廟があり、この当時夫婦で並んでいるのは大変珍しいそうです。 |
|
|
欄間の部分には二人の使っていた紋が彫られています。 |
『田中孫作』の墓が、傍らに有りました。 |
天下分け目の戦いの折、石田三成が挙兵し一豊宛の書状が大坂屋敷へと届きました。千代は、これに自分の手紙も添えて文箱に入れ、そ
れとは別にもう一通、『二つの手紙は開封せずに家康に届けるよう』に書いた「密書」を田中孫作の傘の緒に隠して一豊のところに行かせます。
孫作は途中襲われながらも何とか文箱と笠の緒を一豊のもとへ届けます。
笠緒に仕込まれたこの手紙を読んだ一豊は、石田三成側からの文箱は封をしたまま家康へ献上しました。家康は、まだ手許に上方の情勢
が届いていなかったので第一報が入ったこと、又、そこには千代の手紙が入っていて、『家康に忠節を尽くすべき』内容であったことから家康は
多いに喜び、山内一豊の男が上ったとの事です。 |
|