■ 京都・嵯峨鳥居本
 しばらく前になるが、『写経』をして見たいと言う家内と娘とで嵯峨野の大覚寺を訪れたことがあった。
途中の田圃の中に建つ茅葺の家とその屋根に魔よけとして乗っている貝殻が印象的だった。
 今回、嵯峨鳥居本の町並みを散策するためにJR嵯峨嵐山駅から清涼寺を経て「さがの人形の家」へと向かう途中
貝殻が乗った茅葺の屋根に出会い、懐かしい感じがこみ上げて来ました。
 嵯峨鳥居本の伝統的建造物保存地区は、化野(あだしの)念仏寺の辺りを境目として一の鳥居のある上の方には
農家風、下の方には虫籠窓や京格子、ばったり床几などを持つ町屋風の建物で構成されている。   Map
 この地区延長650m程度の保存地区は、当初は農林業の集落であったが、その後、愛宕神社の門前町としての
性格を持つようになる。
 一の鳥居と御休み所・平野屋  途中の馬繋ぎ石がある建物
 ばったり床几(折りたたみ式の縁側みたいなもの)も
見られる。
 町並み保存館
 紅葉の時期で、茅葺屋根の苔との組み合わせが綺麗でした。