■飛騨高山 その1/古い町並み散策 | |
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岐阜県の飛騨高山は、古い町並みと朝市で有名です。 (↑写真右上が朝市が開催される宮川沿い。朝市は他に高山陣屋前でも開催されています) 高山の現在の町並みは、1586年に飛騨国主となった金森長近の城下町づくりに始まります。 現在の市街地南東部の100m程の山に高山城を築城、その周りを武士団を配しました。 (この武家屋敷は現存していません。) 自然の川で有る宮川、江名子川をお堀として利用し、この堀の中に長近の経済政策によって堀の内側に商人の 区域も入れました。400年の歴史を持つこの商家群が「三町町並保存地区」となっています。(写真↓) |
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写真左上の右奥が金山城址。車が出てきた通りが古い町並みが見事な「上三之町」の通りです。 町並の特徴 高山の町屋の特徴としては、前側の屋根の高さが約4mと低く道路の水路まで出ていて屋根から落ちた雨水が ちょうど水路に落ちるよう工夫がされています。それで、屋根の軒先が揃っていて町並み景観として綺麗でした。 今は雨樋が取り付けられ、各家の軒先はあまり揃わなくなって来たそうです。 町屋の道路に面した部屋は「ミセ」と言い商品陳列場所でしたが、明治時代以降段々本来の商いを止めてしま い店に格子が取り付けられる様になりました。この格子が、高山の町並の特徴となり、縦横の直線美と落ち着いた 色調を醸し出しています。 尚、高山は1692年に幕府直轄領となり明治を迎えることになります。 |
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高山のビュースポットとしてはJR高山駅の北東部 Map 日下部民芸館・吉島家住宅と屋台会館・獅子会館などが 有る一角と、JR高山駅東部の「古い町並・上三之町」が有ります。 今回は日下部民芸館からスタートです。 |
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国重文・日下部民芸館。 明治12年に建てられた物ですが江戸時代の技法を最大限に活用した民家建築。 | |
豪快に組み上げられた梁組みと広い土間などが見事で、隣家の吉島家と比べ男性的な造りになっています。 | |
庭園 | |
隣の国の重文、吉島家。明治40年に建てられたものでもともとは造り酒屋。繊細で美しい建物は隣の日下部民芸館 に比べ女性的な建物と言われています。 以前、秋の高山祭りの時に見ていますので今回は外見のみです。 |
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近隣の光景 | |
ここから下二之町を南下し、もう一方のビュースポット上三之町に向かいます。 | |