■ 中山道太田宿/岐阜県美濃加茂市      古い町並み散策
 
 中山道の宿場・太田宿は、隣の伏見宿(可児市・かにし)との間に木曽川があり、その舟運の中継地として栄えた。
現在は、本陣の門と、脇本陣・林家住宅などが残っている。   ( Map )
この木曽川の渡しは「三大難所の一つ」として知られていた。
 ↑上の案内図の左端が、江戸時代の「渡し」が有った
ところで、近くは「木曽川・日本ライン下り」の乗船場にな
っています。
明治時代から昭和30年代の「渡し」は右手、太田宿中山
道会館(案内図の「現在地」)の裏手に有ります。
 
最上段の写真左:太田宿中山道会館
同写真右:裏手から見た木曽川。台風4号は、この時点
で伊勢湾沖を通過しており刺激された梅雨前線による雨
でかなり増水していました。(2007.7.15)
 
地元の方が、水位を確認に来ていましたが会館脇の小道
にあるお宅の壁に、洪水で経験した『水位』の表示があり
ました。
 
 美濃太田駅・駅前通から旧・中山道に入ると『中山道太田宿』の小さな行燈表示が有る家並みに出会います。
進むと祐泉寺に出ます。
ここ旧・小松家は江戸時代に旅籠を営んでいて休憩所になっています。この前が『桝形』となっていています。
 旧・太田脇本陣林家住宅。1769年に建造、格子戸、連子窓、「うだつ」などは江戸時代の姿を保っています。
 旧・太田宿本陣の『門』(1862年)  下町界隈
 写真左上は、下町の道標。
『右 関 上有知(現在の美濃市)』、『左 西京伊勢』の表示になっていて、ここから大きく『桝形』となっていて旧道が
左折します。
 写真右上は、JR美濃太田駅と駅前通に設置されている12星座の像のひとつ。