■ 塩尻宿 [中山道・長野県塩尻市]
   
 塩尻市は交通の要として多くの宿場が有ります。その一つが中山道(江戸と京を結ぶ)『塩尻宿』です。
また、塩尻宿は三州街道(※)と中山道の分岐点にあり、当時中山道でも最も旅籠の多かった宿場町。現在は国道になっている性で大型車
も通りかつ明治時代の大火で本陣などは焼失し、宿場の景観は少ない。

 ※三州街道(別名 伊那街道)=塩尻宿で中山道から別れ、足助宿(愛知県足助町)、岡崎宿(愛知県岡崎市)へ至る。三河・尾張からは塩が
運ばれ、信州からは煙草や生糸が運ばれた。
  国道153号線からそれて一本入る形で北東側に旧道が残っており(堀の内地区)ここに国の重文『堀内家住宅』が有ります。  MAP
本棟造りの家屋と屋根の上には『雀踊り』と呼ばれる飾りがついています。
雀踊り
 上の堀内家を後に、東に進むと街道は国道に戻る。ここに国の重文『小野家住宅』(旧・旅籠いてふ屋)が有ります。  MAP
 小野家住宅の近くに、本陣跡と脇本陣の跡があり、標識・庭園などがあります。 
写真は有りませんがこの先中町にも町並みが有ります。

【洗馬宿】
 中山道・塩尻宿の次は『洗馬宿』です。 MAP
 
本陣跡にJR洗馬駅が有ります。  駅から北側に進んだところに
「右中山道、左北国脇往還善光寺道」の道標が有ります。

 今回は、時間の関係などでここは奈良井宿への電車の中から
洗馬駅を見て済ましました。

 駅前広場に、大きな案内看板が見えます。