■ 建長寺
 JR北鎌倉と鎌倉駅の中間辺りにあるのが建長寺。
鎌倉五山の第1位。 臨済宗建長寺派の総本山。

1253年に北条時頼が建立した我国初の禅寺。

←三門

山門と三門という言い方が有りますね。
私も意味が良く分りませんでしたが…

三門とは、「三解脱門」の略で、楼上に五百羅漢など
を安置し、その下を通ると心が清浄になるとの事です。

仏殿(重文)

 東京・芝の増上寺より徳川二代将軍秀忠の夫人
崇源院の霊屋を移築したもの。

 法堂(はっとう)
 法堂は住職が仏に代わって須弥壇(しゅみだん)上
で説法をするためのお堂。

←禅寺の法堂で良く見かける釣鐘のような形の窓が
花頭窓(かとうまど)」です。
上のほうがキューピーさんの頭のようで昔は炎のよう
に見えたことから「火頭窓」と呼んでいたようです。
唐門

ついでに、「唐門」とは中国の唐形式の門かな?
と、思っていましたが…

屋根が唐破風(からはふ=反曲した曲線状の破風)
になっている門のことだそうです。

※「破風」=屋根の合掌部
 唐門の傍を通り進むと方丈に出ます。
裏手には庭園がありました。



 国宝の梵鐘

 1255年に鋳造されたもので、大覚禅師による銘文
が浮き彫りにされている名鐘。