■ 史跡のまち 足利 その2 『足利学校
 平安時代初期に創設されたと言われている『史跡足利学校跡』。儒学(※)、漢方医学を教えた日本最古の総合大学。
平成2年に、江戸時代の絵図をもとに復元された。   写真上の左は全体の風景、右は入り口『入徳門』
進むと、孔子像(※)が有ります。そしてシンボルの『学校門』

(※)孔子(紀元前551年生まれ、73歳で没)=儒学は、一般に「修己治人の学」と云われておりますが、その儒学の祖が孔子であり、儒学の
基本書が論語です。日本には、今から1600年くらい前に伝来。
『子日く。吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲する
所に従いて矩(のり)をこえず』  …40歳でサラリーマン人生見極めたけど。未だに惑い、迷う。 うぅーん、凡人には・・・・
遺蹟図書館。 廃校になって以後、明治36年に図書館が開設され(現在の建物は1914年建立)書物が継承されているとのこと。
図書館の前の木は『かいじゅ』。 中国の孔子の墓所の木の種を持ち帰り1922年に植えたものだそうです。
孔子廟と杏壇門
学生の講義や来客の為の座敷として使用した方丈  南庭園
 方丈の内部
『きき』…解説の通り、満杯に水を入れるとひっくり返ってしまいます。 腹八分目、欲張ると台無しになります。 
庫裡。台所 衆寮。学生たちが書物を書き写したり、生活したところ
庫裡の脇の木小屋の脇を通り北庭園に入ります
イチョウの落ち葉を踏んで進みます  図書館脇のもみじ。 これで学校内を一巡です。