■ 蔵の街 小江戸・栃木  その2
横山郷土館
 横山家は元水戸藩士であった定助が栃木で商人として麻を中心として荒物商を営んだことに始まります。
事業が成功すると、金融業「横山共立銀行」にも進出しました。 建物の左手が銀行、右手が麻問屋となっています。店舗両側の蔵も
資料室になっています。
 建物裏手には、栃木随一と言われる庭園があります。 ブルーの建物は、大正7年に建てられた洋館。
 銀行の内部の様子。
 ガス灯のある横山記念館を後にし、川沿いに南下します
塚田歴史伝説館
 幸来橋を渡ると、「塚田歴史伝説館」に到着です。 橋の欄干にはシンボルの鯉の彫刻もありました。
塚田家は、江戸後期から巴波川の舟運を活かし木材回漕問屋を営んできた豪商です。木材を筏に組んで、利根川経由で江戸深川の木場
まで三日三晩かけて運んだそうです。  鯉が群れ遊ぶ巴波川に影を映す八つの白壁土蔵は『鯉のいる街、蔵の街』のシンボル的風景です。
 蔵の内部は資料館などになっています。 旧・母屋では、ばあさんロボットが三味線都都逸を聞かせてくれます。 その他、蔵芝居では
巴波川にまつわる昔話、山車小屋では人形山車などが有ります。

 今回は、時間の関係で、この後山車会館で5年に一回開催される「とちぎ秋まつり」のアトラクションを見て帰りました。
もう少し時間を掛けて散策したいです。 そして、5年に一回の祭、2006年11月に開催されるとのこと。見てみたいですね。