■ ねぶたラッセランド (観光物産館アスパム)
 その年に出陣するねぶたを制作する小屋が22棟たちならびます。夜の出陣前は記念撮影したり、全体を見物する人たちで混み合います。
三角形の観光物産館・アスパムとラッセランド こんな温度でした。暑い!
県庁ねぶた実行委員会・<水滸伝『天魁星 宋江』>
 水滸伝から題材をとった作品。梁山泊に集結した豪傑を統べる
総棟梁・宋江を描いています。
青森市役所ねぶた実行委員会・<『川中島の合戦』>
 上杉謙信と武田信玄が、決戦した川中島の合戦から題材をとる。
謙信が刀で切りつけると信玄が軍配で受け止めた場面。
ヤマト運輸ねぶた実行委員会・<『悪源太義平』雷神と化す>
 鎌倉の悪源太義平は、親の敵平清盛を討とうと潜んでいたところ
捉えられ首をはねられる。斬られる前、経房に「上手く斬らねば必ず
雷になって蹴り殺すぞ」と言い残した。その後、平家の人々が攝津の
布引の滝見物に行ったとき、雷神となった義平が経房に襲い掛かる。
青森市PTA連合会・<『川中島』>
越後の名将上杉謙信は武士でありながら仏と一体になることを望み、
毘沙門天に深く帰依していた。折角上洛しても、天下統一の野望は無く
この世に浄土を!と願っていた。他方、反対側の考えをもつのは甲斐の
武田信玄。二人は度々対決を重ねた。謙信の平安を願う心を表現。
に組・東芝 <『三国志武勇豪傑 関羽』>
現代もまた三国志の時代に似た混迷の時代かも知れない。桃園の誓い
を守り「忠」と「義」に厚い真の勇者・関羽に「力強く、時代を生き抜く」こと
を象徴した。
青森青年会議所・<『直訴 藤田民次郎』>
弘前城北一帯の庄屋達は、津軽藩農民の窮状を救わんと一揆を決意。
若干22歳の藤田民次郎は決死の覚悟で請願を続け、鬼の山本三郎左
衛門の心を動かし、藩主への取次ぎを約束。藤田は一人責任を負い斬
刑となったが、多くの農民が餓えから開放された。
日立連合ねぶた委員会・<『鹿島大明神の鯰退治』>
常陸の鹿島神社に暴れまわる大鯰を「要石」で封じ、地震を予防して
いると言う伝説を表現。
青森県板金工業組合・<『国引』>
出雲の国を大きくしようと、スサノオの四代目の力持ちの孫が、余って
いた周辺の土地を切り取り、「国来い、国来い」と引き寄せた。
サンロード青森・<『御陣乗太鼓』>
上杉謙信が輪島を手に入れるべく輪島に侵攻したとき、村民達は鬼の
面をかぶり夜陰にまぎれ太鼓を打ち鳴らした。これに驚いた軍勢は逃げ
、以来村人達は奥津姫神社の大祭に鬼面を被り太鼓を打ち鳴らしている。
青森マルハ侫武多会・<『地震鯰』>
古来地震は地底に住む大鯰の仕業と言われ、鹿島大明神が要石を
すえてこれを防いでいると考えられていた。
青森菱友会・<『小川原湖伝説 道忠幻生』>
父・道忠が死んである日枕元に立った。二人の姉妹は父の声に従い、
姉は「姉戸沼」の主になるが、妹は鰐ザメの抵抗に合う。そこに道忠が
現れ、鰐を後の沼に投げ込み大蛇に身を変えた妹・勝世姫は小川原湖
の主になった。
青森パナソニックねぶた会・<『阿修羅』>
阿修羅は、仏法の説く「六道」の一つ、修羅会の王である。
日蝕・月蝕をつかさどると言う。
争いの場を修羅場と言い、人間は知らないうちに迷い込む。
それを「阿修羅」は、憤怒の形相で人々を戒める。
JRねぶた実行委員会・<『雷震』>
昔の中国、太公望が敵の鬼「千里眼、順風鬼」を退治すべく陣を敷くと
雷の子・雷震が現れ追い払った。
青森山田学園・<『袴垂保輔と鬼童丸』>
平安の末期、都の内外に妖怪が現れていた頃を題材にしている。
大蛇を操る袴垂保輔と、怪鳥の術を使う鬼童丸との技の競演風景。
あおもり市民ねぶた実行委員会・<『不動と龍』>
不動は、青黒色の裸体で目を怒らし両牙を咬んで右手に剣、左手に
索を持ち烈々たる大火焔を背負い、この大火焔に住む龍と共に悪を
降伏させるという。
NTTグループねぶた・<『刈田麿の鬼退治』>
坂上刈田麿は、鬼神退治に出かけたところ鬼神が現れ、刈田丸麿の
甲を掴んで虚空はるかに舞い上がった。これを見た千手観音が一喝
すると、鬼神はひるみ、その機を掴んだ刈田麿は退治することが出来た。
日本通運鰍ヒぶた実行委員会・<臥竜 諸葛孔明>
臥竜 諸葛孔明は、劉備玄徳に「三顧の礼」をもって軍師として迎え入れ
られる。
青森自衛隊るぶた協賛会・<『平貞盛 天誅の一矢』>
平将門によって父を討たれ領地を奪われた平貞盛は、平将門を攻める。
「天誅の一矢を受けて見よ!」と、矢を射ると眉間に命中、首をはねるこ
とが出来た。