三内丸山遺跡 2016.9.25
 ■ 三内丸山遺跡 2016.9.25
   
 三内丸山遺跡…2000年1月24日、世界文化遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群の一つとして指定されました。 

縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年 現在から約5,900~4,200年前)の大規模な集落跡です。

1992年に、この地に「県営野球場」を建設する計画があり、その過程で遺跡があることが発見されました。
 三内丸山遺跡は標高約20mの海岸段丘上に形成されています。 

縄文時代といえば、狩りでその日の食料を調達して暮らしを支え、集落はあまりなくて、獲物を追いかけながら、あちこちに居を構えていた。
そんな暮らしぶりをイメージしがちですが…
実は、そんな原始的なことだけでは無く、食料として栗の木の栽培なども行われていたようです。

◇大型竪穴住居が10棟以上
◇約780軒にもおよぶ住居跡
◇祭祀用に使われたと思われる大型掘立柱建物

そんな規模の遺跡です。
 大型竪穴住居  
   その内部
  見張り用なのか?  
   
  柱の跡地が発見され、復元されたものです。  
 子供の墓跡  
 北盛土。残土やゴミ、石器、土器などの捨て場。  
 掘立柱建物  
 大人の墓  
 南盛土  南盛土の内部
    こうして、三内丸山遺跡をあとにしました。