■ 日本三景・松島/西行戻りの松公園の桜 2009
 
 【西行戻りの松(戻し松)】歌人西行法師(1118-1190)が松島を訪れようとこの地の松の傍らで休み、
松島明神である老人と出会い『あこぎ』の意味を尋ねた。
老人は古い和歌を引いて答えた。西行はそれが分らず恥じてこの地から去った。
 
又、山王権現の化身である鎌を持った童子に会い、仕事は何かと問うと、
「冬はきて夏枯れ草を刈りに行く」と答えた。
西行はその意味が分らなかった。
 
童子は才人の多い霊場松島を訪れると恥をさらすであろうと諭したので、西行は恐れて
この地から去ったという伝説があり、この一帯を西行戻しの松という。
  中央の島は福浦橋
  橋が架かっていて島内を散歩できる。
 
 
  写真左手に観光船乗り場があり、大型観光船や小型のモーターボート等が行き来する。
  展望台