■ 韓国-2 世界遺産 2009.9.20~9.23 
     
 
    仏国寺とともに新羅美術の最高峰とされる石窟庵(国宝)。  慈悲深い表情の釈迦如来像が鎮座
 
   新羅時代の貴重な遺跡や文化財が数多く残る古都、慶州。郊外には吐含山の中腹にそびえる仏国寺もその1つで、
仏の世界である仏国土を再現した秀麗なる仏教建築として世界的に知られています。
 
   天王門(チョナンムン)。門の中には巨大な四天王が睨みをきかせ、寺を邪悪なものから守っています。

四天王とは、持国天、増長天、 持国天、増長天。 ←上の写真はこの順番です。
 
   持国天が持つ『龍』は、中国系の思想。   増長天の下の鬼。 尚、仏に帰依しているそうです。
 
   天王門を抜けて進み続けると、目の前に階段が見えます。紫霞門(チャハムン)に続くこの階段は、
下の16段が青雲橋(チョンウンギョ)、上の18段が白雲橋(ペグンギョ)と呼ばれ、俗世と仏国土を結ぶ橋の役割を担っています。
登ることはできません。
 
   大雄殿。いわゆる「本堂」にあたる。  
 
    観音殿。     毘盧遮那仏 は、大乗仏教における仏の1つ。 
 
   極楽殿   阿弥陀如来像
 
   天馬塚。三国時代新羅(しらぎ)の積石木槨墳(つみいしもっかくふん)。    底径約56m、高さ12.7mの円墳。
 
   大邱(テグ)近くに位置する伽耶山(カヤサン)の山あいに建つ「海印寺(ヘインサ)」は、1200年あまりの歴史をもつ古刹。
韓国最大規模の宗派・曹渓(チョゲ)宗の寺院であり、仏教三宝(仏・法・僧)のうち「法宝」を有する「三宝寺刹」の1つ。
 
   蔵経板殿  
 
     
 
  大毘盧殿。    毘盧遮那仏が配置された大寂光殿(本殿)で、毘盧遮那仏は文殊菩薩、普賢菩薩と共に三蔵仏とされています。
 
   大寂光殿。                  毘盧舎那仏 
 
   鐘楼   「魚は目を閉じない」ので縁起担ぎかな?
 
   『海印図回り』
海印寺の境内に石で迷路のような図が描かれています。新羅時代の義湘僧侶が創案した海印図で、
この図の通り歩くと「生前に大きな功徳を積み 死後は業障が消滅する」というご利益が頂ける図なのだそうです。
 
   慶州から移動し、『華城』に到着です。

 壮大な城壁に囲まれた朝鮮王朝後期の都城

ソウルから車・地下鉄で約1時間の京畿道(キョンギド)水原(スウォン)市の中心部を取り囲むようにして建つ壮大な都城が
「華城(ファソン)」。
朝鮮王朝後期の1794年、第22代王・正祖(チョンジョ)が父を悼み、朝鮮古来の築城法に加え、石とレンガの併用といった
西洋の近代的な建築技法を清(中国)から導入し、優れた機能性と建築美を兼ね備えさせた。
建築史的にも高い価値を有する城郭としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
 
    見張塔  「挟間」がみられる。
 
  以下は、前頁と重複する項目もあります
 
   仁政門から 昌徳宮 (チャンドックン)に入ります。 韓国ソウル特別市に所在する李氏朝鮮の宮殿になります。
 
    この日は専属のガイド付きで案内です。  
 
   仁政殿の右手には、塀越しに宣政殿(ソンジョンジョン)の
青い瓦屋根が見える。王が政務を行った部屋。
 屋根の守りは・・・
西遊記の登場人物(三蔵法師、孫悟空、猪八戒)など
 
   済州島の『石爺さん』などの展示がありました。  
 
    おまけ写真  『カササギ』。 九州などにも生息している。   フリータイムに利用したソウルの地下鉄の切符