■ カルンガン と ペンジョール 2017.5.6-7 
   
 ウク暦に基づく、210日に1度の善が悪に勝った記念日「ガルンガン」と言うのがあります。

先祖の霊を祀る祭儀を兼ねているので、日本で言う所のお盆行事に似ている。
竹をヤシの葉や花で飾りつけ、作物、稲などをつるした「Penjor〔ペンジョール」を家の前などに35日間飾ります。

2017年は、4月5日がガルンガンだったので、バリ島滞在中の2017年5月6日・7日は七夕飾り=ペンジョールが
まだ飾られていました。
  タマン・アユン寺院からケチャダンスを見る為にウルワツ寺院に向かう途中、通った道の両側に七夕飾りの様な
ものが続いたので興味津々写真撮影をしていました。
    下の方に供物を入れる場所があります。
   
   
  ケチャダンス会場にも飾られていました。
 5月7日に立ち寄ったシルバー工房にもペンジョールがありましたので、下から上まで撮影
  飾りの下の部分、供物を載せる場所  ヤシの葉で繊細な飾りつけを作っていました。
  供物台から上の部分。ここの飾りが豪華です。  
  先頭には「吹流し」の様な飾り   竹の周りには作物とか、花びらのような飾り
  神々の住むバリ
  ガルンガンのペンジョールの他に、バスで走行していると沿道がすべてお寺さんかなと思うような光景が
続きます。
 集落ごとに、宗教上の集落所もあるようですが、一般の家々も庭の一角に日本で言う氏神さんの様な
祠が建てられていて、ちょっと不思議な光景が延々と続きます。
  集会所   家の入り口は悪魔が入らないよう狭い門。
  これも村のお寺か、個人の庭かわかりません。