■九寨溝 チベット民族村の景観  その1            その2「民族文化村」へ
 昼食が終わった後、時間が有ったので駐車場の上の方にチベット族の集落らしいところへ一人で行ってみた。
どうやらここも観光用らしい雰囲気ですが殆ど観光客はいませんでした。
 いづれにしても、チベットの雰囲気を漂わせていましたので写真撮影して先に進みます。
 土産兼軽食の店  こちらは、扉が閉ざされていました
 何軒か上に上がると、塗装したての綺麗な建物があり、入口のところで娘たちがシシカバブーらしいものを焼いていた。
建物の上には「無料」らしきことが書いて有ったので入って見ることにする。
言葉は分からないのでデジカメを指先で示し、中を撮影して良いか?と尋ねる。通じたのか、一人の娘がにこやかに寄ってきて中へどうぞと
誘ってくれた。 
 やったー!!と、思ったら硝子ケースから湯飲み茶碗に入った灰色の物体に、バターらしき物が載っている物を取り出して何やら説明している。
小さなカードに「健康に良い云々20元(=\300)」と書いてあり盛んに勧誘する。
 今更、引くに引けず冒険心も手伝って50元のお金を渡したら、次に裸麦で作った薄っぺらなパンを示してこれも買えと言う。
値段を聞いたら5元(=\45)との事なのでそれも頼んだ。
 湯飲み茶碗の物体にお湯を注ぐと掻き回し、バターらしきものを溶かしている。一瞬「これでお腹を壊したらどうしよう!」と言う思いが頭を
よぎったが、好奇心のほうが勝った。
 一番奥のテーブルに座らされ、白いショールの様なものを肩に掛けて貰いカメラ撮影をしてくれると言う。どうやら、後ろの「仏様」と同じ
格好だと言っているようである。2枚、写真を撮ってくれたが一枚はかなりはっきり写っていたのでカメラの腕もたいしたものである。
 スープのような、少し甘い感じのする名前は分からないが何時かTVで見た「お茶(※)」らしきものを半分以上飲むと、又、お湯を足してく
れた。

※後で、現地のガイドに聞いたらこれがチベットで有名な「バター茶」らしい。帰国後、ネット上で調べたらお茶と塩とヤクのバターを配合
したもので(=塩っぱいのが正式らしいが、私の飲んだのは) ほんのり甘かった。
 日本のお茶の概念からは、遥かに離れている。何度もお湯を足して、20-30杯と飲むらしい。